読書感想 まんがで読破「雇用・利子および貨幣の一般理論」ケインズ

飽きずに、まんがで読破シリーズです。11円で20冊ほど購入したので毎日読んでいます。

今回はケインズです。経済学に多少でも興味を持ったことがあれば一度は耳にしたことのある名前ではないでしょうか?


今回も漫画で分かりやすく解説されています。「雇用・利子および貨幣の一般理論」そのもの説明よりも時代背景やケインズの生涯を妻の視点で書かれており、漫画としてもなかなか面白い内容となっています。


原書が経済について書かれているだけあって漫画にするのは、だいぶ苦労されたように見受けられます。数式も出てきますが極力わかりやすく解説してますね。利子と債権の説明のところとが個人的には良かったです。


時代背景を理解せずに過去の名著を読んでも、なかなか理解が進まないということは多いと思います。そういう意味でもケインズを勉強したい方などが、まず読んでおくのがいいのではないでしょうか?


漫画からはケインズに対する敬意というか強い愛のようなものを感じました。そのせいか若干、ケインズのファン要素が強かったです。