読書感想「まんがで読破 コーラン」

またしても、まんがで読破ネタです。これもkindle11円セールの時に買いました。内容としてはコーランをわかりやすく解説しています。あくまでコーランの解説ですのでイスラム教の宗派や、各国の事情・歴史なんかは当然書かれていないです。難しい内容をわかりやすくて説明するこのシリーズ、中々侮れないです。これは定価で買ってもよかったレベルかな。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は同じ神を信じています。しかしながら教典が異なり解釈が異なります。
ユダヤ教:旧約聖書
キリスト教:聖書
イスラム教:コーラン
この中ですとイスラム教が一番、最後にできた宗教となります。コーランの中には旧約聖書、聖書と同じ人物、物語が出てきます。

じゃあ全く同じなのかというと違い、コーランでは六信五行で普段なおこおこがあります。六つの信条と、実行すべき五つの義務。
六信
・アッラー
・天使
・啓典
・預言者
・来世
・予定
五行
・信仰告白
・礼拝
・喜捨
・断食
・巡礼
イスラム教では普段の生活の様式まで細く指示されます。有名な所だと豚を食べてはいけない、一夫多妻制などでしょうか。暑い砂漠では豚肉は腐りやすい、当時の戦乱で未亡人が多く助け合いが必要だった、そのような理由でこのような決まりが作られたと言います。

 

外から見ると不思議だ、危険だというイメージが強いイスラム教ですが私には仏教圏の国ともキリスト教圏の国ともまた違った魅力がありとても惹きつけられます。個人的には海外旅行で惹きつけられ建築物はイスラム教の場合が多いです。
(写真はウズベキスタンの建築物)

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キリスト教では奴隷は認められますがイスラム教では認めていません。また、イスラム教では税金を払えば他の宗教も認めています。イスラム教には厳しさと優しさがある宗教に思えます。
さらに興味を持った方には井筒 俊彦の「イスラーム文化」がオススメです。より理解が深まると思います。